有料老人ホーム探しのポイント!!
それでは早速ですが!
目次
- ○ 有料老人ホーム探しのポイント!第1章
- ○ ポイントその1!費用とエリアを妥協しない!
- ・費用を妥協しない!
- ・エリアを妥協しない!
- ○ ポイントその2!どこまでの対応ができるのか!
- ・特に気を付けてほしいのは医療行為
- ○ ポイントその3!いつまでに入居しなければいけないのか
- ○ まとめ
有料老人ホーム探しのポイント!第1章
老人ホームを探すきっかけはご利用者様やご家族様毎に様々な背景があるかと思います。
例えば、、、
・ご高齢の親が独居で遠方に住んでいる為何かあった時が心配
・ご高齢の親が一人暮らしをするには限界を感じている
・体調を崩し、入院をきっかけに筋力の低下や認知症の進行などでご自宅に帰る事が難しい
・家族内で介護をしてきたが限界を感じている
こちらはあくまで私どもがご相談いただくことが多いケースですが、
上記以外にもたくさんのご事情がおありだと思います。
しかし、全ての方に共通して必ずお伝えするポイントがあります!
ポイントその1!費用とエリアを妥協しない!
まず最初のポイントはズバリ!とてもシンプルで単純な事ですが、
費用とエリアを妥協しない事です。
現在、日本には様々な老人ホーム(施設)があります。
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・介護付き有料老人ホーム
・住宅型有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
・グループホーム
・小規模多機能型施設
・ケアハウス
など様々な施設があります。
以前のブログで有料老人ホームの違いについて書いておりますので
よろしければ是非ご一読ください。
費用を妥協しない!
さて本題に戻ります。
本日は数ある施設の中でも有料老人ホームの探しのポイントを書かせていただきます!
まず費用について、
インターネット等で今は簡単に老人ホーム探しができますが注意していただきたいのが
某大手ポータルサイトで確認できる情報内の料金や各施設で用意している
パンフレット等の金額はあくまで月額基本料金です!
通常、こういった月額料金の他に介護保険サービスをご利用した分の自己負担分や、
医療費(訪問診療や薬代など)の自己負担分、さらに日用品
(おむつ類・歯磨き粉・シャンプー・石鹸・嗜好品等)
こういったものがほぼ必ずと言っていいほどかかります。
加えて介護保険制度の保険適用額は上限額が決まっており、施設によっては
ナースコールや排泄介助が多いなどの理由で介護保険上限額を超えてしまう為
1割負担の範囲を超えて10割負担(いわゆる自費)が追加で発生するケースもございます。
なので、ある程度施設の目星をつけたら必ず見学に行くか担当者とお話をして
実際に入居検討されている方の場合おおよそいくら位かかるのか
確認を取ることをお勧めします!
しかし、介護保険サービス等は利用した分に対してのご請求になりますので
明確な金額を事前に知ることはほぼ不可能です
しかし、多少の誤差は出てもおおよその金額は必ず聞けるので確認をしましょう!
こういった事をせずにパンフレットやネットだけの情報で安いからと契約してしまった後に
追加のオプション費用が数万円~十数万円かかってしまう事があります。
しかしご安心ください。
我々のような入居相談員にお任せいただければそういったトラブルが発生しないように
間に入り必ず事前に概算費用をお聞きしております。
費用というのは入居後、ずっとランニングコストとしてかかってくるものなので
ちょっと家族で頑張って少し高い施設に入れてあげたくてご本人の年金や
ご家族が負担なく援助できる金額を超えてしまうと
いつか必ず限界を迎え、せっかく大変な思いをして引越しをしたのに
もう一度施設探しをして引越しをしなければなりません。
すごく難しいお話ですが、そういった将来設計も含めたご提案をさせていただくのも
私たち入居相談員の大切なお仕事です。
エリアを妥協しない!
つづいてエリアを妥協しない点について!
費用と同じくらい大切だと私たちは思っています。
①ご本人が住み慣れた地域
②ご家族様のお住まいに近い地域
③ご家族が複数名いらっしゃる場合はどなたか一人のお近くもしくはそれぞれの中間の地域
④今入院している病院の近くの施設
こういったエリアを基本的にはおススメしています!
基本的にとお伝えしたのには理由があり、それはこの後のポイントの項目でお話します。
①について
ご高齢者の方が長く住まわれていた地域には少なからず愛着がありますし、
ご年齢を重ねれば重ねるほど引っ越しが大変であり腰が重くなります。
なのでせっかく老人ホームを見つけても知らない地域へのお引越しはご本人が拒否する可能性があります。
②について
入居後も実は施設に行く機会は少なくはありません。
例えば、、、
・頻繁に面会をご希望の方
・物品が足りなくなったときや洗濯物の持ち込み依頼
(こちらは施設によって対応が様々です、ご家族にお願いするケースや施設でしてくれるとこもあります)
・ご本人に何か変化があったときに今後の方針決定の話し合い
(担当者会議とも呼ばれます)
・急変があり救急搬送をした場合
(病院には必ずご親族のどなたかにお越しいただきます)
こういった事で定期的に施設に呼ばれる事があります。
③について
こちらは②とほとんど同じ理由です。ご親族内で持ち回りで対応する場合もあるため
中間のエリアをご提案することもあります。
④について
こちらは医療行為が必要な方に限りますが、退院元の病院が後方支援に入ることもあります。
施設にて継続的に医療行為を行う場合何かあったときに元々みてくれていた病院が
近くにあれば入院などもスムーズに引き受けてくれることがあります。
こういった理由からエリアも妥協してはいけない大切な項目です。
ポイントその2!どこまでの対応ができるのか!
ポイントその2は施設にてどこまでの対応ができるのか!です。
施設によって様々な受け入れ対応基準があり、大きく分けると下記の通りです。
①要介護度
②医療行為
③認知症の有無
細かくあげればキリがないですが大きく分けてこの3つをあえて挙げます!!
施設によって介護度の受け入れ幅も様々です。
施設内で趣味活動やレクリエーション・リハビリテーションなどが活発で
比較的お元気な方が多い・お元気な方が楽しみやすい施設
看護師が24時間対応できたり、寝たまま入れる特殊浴槽(機械浴)があったりと
要介護度が高かったり医療依存度が高い方の受け入れが得意な施設
レクリエーションは程々、設備も程々で中間的な施設
運営する法人により様々な特徴があります。
どちらが良くてどちらが悪いという事はありません。どれがご本人に合っているかというのが大切です!
医療行為が増えたり、介護度が高くなってくるとお元気な方向けの施設は受け入れ基準を超えてしますので
違う施設を探さなければいけなくなりますし、
重度対応の施設にお元気なうちから入るのはレクリエーションも少なく退屈してしまう。
中間の施設が良さそうに見えて入居したけど夜間まで医療行為が必要になり結局次を探す羽目に。
それぞれの施設にメリット・デメリットが必ず存在します。
重度対応も出来てレクリエーションも多い、全てを満たすようなところは
月額の基本料金だけで20万円を超えたり、、、、と
何を基準に選んで良いか分からなくなります。
特に気を付けてほしいのは医療行為
医療行為に関しては看護師の配置、人数で大きく差が出る内容です。
介護度による受け入れ幅よりもすぐに生命に関わってくる可能性が高いので
特に医療行為の受け入れ幅には注意していただきたいのです!
私どもがご相談いただくケースで上位に入るケースの一つです。
体調を崩した事をきっかけに医療行為が必要になり元の施設に戻れなくなったので
新しい施設を探してほしい。こういったご相談は非常に多いです。
特にインシュリン注射や胃ろう、たん吸引等、日中以外の時間帯に医療行為が必要になると
入居できる施設の選択肢が減ったり、月額料金も上がりがちです。
病院の退院期限までにポイント1を満たす施設が見つけられずに
やむなくご家族が無理して費用援助をしたり、遠方のエリアへの引っ越しを
余儀なくされた方もたくさん見てきました。
こういったことからも医療行為の受け入れ対応幅は
見学の際などに必ず確認をしましょう!!
ポイントその3!いつまでに入居しなければいけないのか
意外と頭から離れがち!なポイントその3です。
病院にはたくさんの種類があります。
緊急の手術や処置等を専門にした病院
リハビリを目的とした病院
療養を目的とした病院
精神疾患に特化した病院
など様々な病院があります。
療養を目的とした病院以外にはほとんど必ずと言っていいくらい退院の期限があります。
病院の方針によって退院期限がある程度近づいてきてからご家族様にその意向を伝えたり
入院した時から退院日が決まっていたりとこちらも様々な動きがあります。
私ども支援させて頂くご家族様の中にはまだ病院から退院の事言われてないから、、、
と、ゆっくり構える方も稀にいらっしゃいます。、、、、、が!!
そういった方々が必ずと言っていいほど焦って施設探しをしてもうここでいいや!
と大切な入居先の施設を決められています。
私たちはおススメしません!
入院のきっかけや、入院後のご様子、看護師さんから教えて頂くご本人の状態などから
ある程度『自宅はもう無理かな、、、』という判断はできると思います。
そうなった時から施設探しはしたほうが良いです!
なぜならば、受け入れる側の施設にも当然準備が必要です。
見学に行って、気に入ったのでここにします!明日入居します!
、、、当然無理です!!
施設へ入居するためには最低でも2つの過程が必要です!
・施設のスタッフによるご本人の状態確認(アセスメント)
・主治医からの診療情報提供書を受け入れ施設の担当主治医に見てもらい
医療面での入居判定
この2つはどの施設に入る際にも必ず行います
施設のスタッフと病院との日程調整も必要ですし、
診療情報を頂いてから施設の担当医への確認もある程度の日にちが必要です。
また、ご本人の状態に合わせた福祉用具の手配なども必要になるので
入居したい施設が見つかってからだいたい2週間くらいは準備期間としてかかります。
稀に緊急でどうしても施設入居をしなければならないというケースで
1週間ほどで無理をいって受け入れてもらったケースもありますが
焦って得な事はありませんので余裕をもって施設探しをすることをおススメします!
また、希望の施設に空室がない場合もあります。
この場合は早くに見学をして受付をした方から順番に空いたお部屋をご案内するので
早めに動いておいて損はありません!
まとめ
まだまだポイントはたくさんありますがそれはまたの機会に、、、。
今回のまとめですが、
老人ホーム探しのポイントは3つです!!
①費用(負担額)とエリアは妥協しない!!
②どこまでの対応ができるのか
③いつまでに入居しなければいけないのか
様々なケースがありますがこの3つのポイントだけはどんなケースにも
関わってくるので是非ご認識ください!
そして、老人ホーム探しも今は私たちスマイウェルのような入居紹介業者が増えているので
是非一度、プロに相談してみてください。
初めて施設探しをする皆様よりも絶対的な経験値の差がありますので
普通に探してしまうと見落としがちな点もお伝えさせて頂きます!
また、実際いくらかかるのか等聞きにくいことも代わって確認します。
現在、老人ホーム紹介業はすごい勢いで増えておりますし
利用されている方もとても増えています。
やはり皆さん少しでも詳しい人に手伝ってもらったほうが安心なんですよね。
スマイウェルでは条件に合った施設探しから
資料の問い合わせ、見学予約、見学時のご送迎、
入居時のご送迎等すべてにおいてご利用者様・ご家族様には費用が発生しません!
まずは軽い気持ちで一度スマイウェルへご相談ください!
必ずやお力になれることをお約束します!